雑記、10

 仕事が出来るがやらないタイプの人間と、仕事が出来ないがやれるだけはやる人間はどちらが罪深いのだろうか。個人的には一緒に仕事をしたいのは前者ではあるが、人間として付き合うならば後者な気はする。と、書いたものの、後者のタイプはえてして頭が悪いのでやはり価値が低いかもしれない。罪を頭に詰め込んでやれば人間の形を取り戻すかもしれないな、と思い全てを擦りつけることにした。


 ナンバリングは10。なんとまあ大抵の物事を三日坊主で済ませてしまう僕が10を数えるまでに至った。感涙ものだな、と思っていたがよく考えるとこの雑記は4が欠けているので実際には9つ目、ということになる。昨日の無題は別枠だと自分の中では思っているし。

(追記)10つ目になってしまった。順番を守ることはやはり大事だと思う。思うだけで行動はしないが。


 正直、何を言っても過去の焼き直しにしかならないような気がする。近況を綴るのは楽しく、アイドルの話をするのは尊いが、どちらも予備弾がほとんどない。せっかくの習慣も最早これまでか、ネタが無くなったらその時は呪詛でも書くとする。


 今日は外面の話。アイドルで言えば天空橋朋花


 自分で言うのもなんだが外面はいい方だと思う。

 すぐに外れてしまう外面ではあるが、比較的いい印象を持たれやすいと思う。人相がいいわけでは決してないが、そこそこ真面目にしている風を装うのが得意なので、大抵の場所で最初は評価されている気がする。あくまでも最初だけは。

 昔からスタートダッシュが得意だ。陸上競技を嗜んでいたし、瞬発力も比較的あると思う。まあ今回はそういうスタートダッシュではないのだが。

 初めて体験する物事に適応する力、という意味でのスタートダッシュが得意だ。大抵の事柄は言われれば初心者のレベルでならばこなせる自信があるし、実際にこなしていると思う。これは自慢にはならないし、むしろ怒られるべきなのだろうけれど、いかなるバイト先の作業にもメモ帳などを持ち込んだことがない。命じられた作業をこなす、という一点においては流れを覚えてしまえるし、同じ作業を忘れることがないからである。

 まあそういう訳で外面がいい。髭と髪を整えてさえいれば。


 天空橋朋花は外面に全振りした女だと思う。この場合の"外面"は、がいめんではなくそとづら、である。

 当然と言えば当然ではある。彼女は騎士団や子豚ちゃんに忠誠を誓わせているわけで、そうあるためには外面が立派でなくてはならない。聖母が人を狂わせるほどに素晴らしい存在に見えるように、見間違うように在らなくては信仰を、忠誠を留めては置けないだろう。

 彼女が内面を露わにすることはほとんどない。ごく稀にそういった描写も見られるが、基本的には外面しか見えない存在である。故に内面の解釈を行う上で、自由度が比較的高いキャラクターだと思う。そして更にそれ故に、解釈違いを起こしやすいキャラクターだとも思う。僕も逆レイプしてくる天空橋朋花には解釈違いを起こしている。可及的速ヤカナ絶命ヲ求ム。

 内面を考えている人の立場が違いすぎる、というのもある。あくまで朋花のプロデューサーとして彼女を見ている人間と、騎士団を名乗るような人間とでは価値観がまるで違うのだろうと思う。スクリプチュア彼氏面無言オタクは流石にどうかと思うが。

 呪詛の割合が多くなってしまった。そういうわけで明後日の方向へ飛んでいった解釈が増えやすいキャラクターだと思う。実際難しいし。


 という前置きをした上で僕の彼女に対する解釈を語る。今までのも解釈のうちだとは思うけれど。


 強い女性だなと思う。恐らくどれだけ磨耗しても人前でどうこうなってしまう事はない、と僕は思っている。

 他人に愛を振りまき、ファンから愛を受け取る。一見その構図だけを見れば互いを補完し合う幸せな構図に見える。けれど、彼女はそうはなれない。自ら掲げた聖母という看板は簡単に下ろせるものではないし、自らの弱さを露呈するような行為などもっての他。それに対して、ファンや騎士団は完璧であるどころか、その立場を維持する必要すらない。結局はアイドルのファンであって、飽きれば関心をなくすだろうし、他のアイドルにうつつを抜かしても良い。所詮どれだけ彼女を崇めていても、数あるアイドルの一人であることは揺らがないのだから。


 狂信者は永く続かない。

 狂うには相応の理由がいる。元から狂人であるならば話は別だが。

 狂う、というのは正常な状態ではない。ならばいつかは正気に戻る。狂気のままで永劫の時を過ごせる人間は狂人と呼ばれるものだし。

 狂信者は何かと出会ってしまったから狂うものだ。極めて尊いものに出会って、それを信じずにはいられない、狂ってしまうほどに。だから最初から狂っている人間は狂信者たりえない、と僕は思っている。


 彼女を信じ続けてくれる人間は存在するだろうか。僕は存在しないと思っている。

 プロデューサーは最も長く特別な存在であってくれるだろうけれど、やはりこれも永久ではない。アイドルには寿命があるし、アイドルでなくなった彼女がプロデューサーと共にある世界を僕は受け入れ難い。


 聖母に並び立つ者などはいない方がいい。あくまでも孤高の存在で、綺麗で、強い。汚されても汚れない。外面がどこまでも美しいから。汚れても壊れてもすぐに繕う。全てをブラックボックスに溜め込んで。


 天空橋朋花の幕引きは死が良いと思う。聖なる者とは愚かな者によって踏みにじられてこそ真に聖なるものとなる。

 きっと彼女は抱え落ちる。伝えたかった感情も、与えきれなかった施しも、清いも穢れもまとめて抱え込んで、愚かな私達には何も伝えずに死んでいく。

 そして私達は彼女を解釈する。答え合わせのない問題を延々とこねくり回して、考えた人の分だけ聖母が生まれる。嗚呼、これを神話と言わずしてなんと言うのか!


 かなりズレた。嘘はついてないが。11に書いた通りこちらの方が先に書き始めているため、こちらは3週間ほどの期間がかかっている。流石に何も覚えてはいなかった。



 彼女がプロデューサーと繋がるとすれば、それは地獄そのものだと思う。僕はそれを望まないが、その世界も見てみたい。

 結婚を発表するも猛バッシングを受けて、朋花ほどにメンタルの強くなかったプロデューサーは自殺、未亡人となった朋花は唯一の遺産である仔を愛でて余生を過ごす、くらいであってほしい。

 以上、蛇足。これにて

雑記、11

 またナンバリングが飛んだ。朋花の解釈を綴っていたのだけれど日が経ってしまってイマイチ勢いがなくなってしまった。いつかは書きたいがまたこれも欠番となるかもしれない。節目である10がなくなってしまうというのはなんとも締まらなくて、僕らしい。

 書きたいことはそんなにないが、暇なのと少し間が空いたので適当に書こうと思う。よって主題もアイドルもない。

 暇を持て余し始めた。
 こんな下らないブログに手を出したり、連日スロットに興じたりしていることから察しているかと思うが、とても暇な日々を過ごしている。少しだけ暇だとミリシタをやるモチベが出るが、あまりにも暇だと他のことをやってしまうのでミリシタが捗らない。とてもまずいと思う。まあ店長のミスなので来週にはそうでもなくなるのだけれど。

 相変わらず感情が氾濫している。
 9.5を消していないのは単純に忘れていただけなのだけれど、一応理由付けをするとすれば消す必要がなくなりつつある、というのがある。
 何のことだかわからない文章の羅列だったと思うが、アレは僕にとっては感情を片っ端から吐露し続けたもの、というのが正しい。そして、一度出した感情をしまうことがとても難しい。
 というか、言語化した事によって余計に増幅した気がする。愛も正義も止まらない。ここ数日は常に苛つきと共に過ごしている。まあスロットで大敗しているのが原因な気がしなくもないが。

 一人称について話をする。
 僕は意図的に一人称を使い分けている。稀にしか使わないor何らかの構文としてしか使わないものを除くと、僕、俺、私の三種を使い分けている。
 端的に言い表すと、僕はデフォルト、俺は外面、私は内面、だと思って使っている。実際にどう見えているかは知る由もないが。
 ある程度誰しも使い分けているものだと思う。普段は俺を使っている人でも、初対面の人間には私なんかを使うことが多いのではないだろうか。特に目上の人間には。
 僕はこれを使い分けるのが好きで、意識して人格とまではいかないけれどそれに近しいものを一人称に合わせて捻じ曲げている節がある。lilacc_timeは初期こそ僕ばかりだったけれど、最近は俺がほとんどになっている。理由は単純で、傲慢で強い自分の像を使うために俺を多用しているというもの。ネットの僕が現実の立ち回りに似てきたというのもある。

 僕は厨二を抱えている。20歳にもなって。
 不治の病なのだと思う。未だにクサくて仕方がないフレーズにカッコよさを感じてしまう。流石に旅行先の剣なんかにはもう惹かれないが、二重人格なんかには憧れがあるから、そういった部分からわざと使い分けをするようにしている、というのはあると思う。

 随分と日が飛んだ。約2週間程度だろうか、書き始めた頃の主題は忘れてしまった。あったのかどうかも定かではないが。

 本当に下らない、もう終わってしまった話をする。

 心底思い知った。
 そうだとも、僕は一度はかのコンテンツを推してはいたが、今は本当に嫌いだ。
 理由のない不平等が嫌いだ。だから世界が嫌いだ。
 きっと梅木音葉に2枚目の最高レアが作られる事はない。よしんば作られたとしても、それは有名なキャラクター達に十何枚と最高レアが実装された後の事だろう。
 得体の知れない、選ばれたキャラクター達。生まれながらにして成功が約束された新参者。
 本当に何が良いのかわからない。苦労や努力によってキャラクターが輝く、だなんて精神論的な事を言うつもりはないけれど、だとしても先人にリスペクトを持つこともなく我が物顔で振る舞っている彼女達に僕はどうしてもプラスの感情を抱くことができない。

 同じものを同じ温度で愛せない人間が苦手だ。
 同じものを同じ温度で恨めない人間が嫌いだ。
 同じものを見ているのに、そのはずなのに、僕の見ている世界はこんなに酷い形と色をしているのに、愚かな人間はそれを愛せてしまうのか。僕には到底理解できない。

 災いあれ!

無題

 意識が曖昧になると、決まって同じ夢を見る。キラキラと輝くステージに立って、憧れていたアイドルとして歌って踊る自分の姿を。

 意識が明確になれば夢はサめる。でもこの私は夢じゃない。たった今、レッスン室の片隅で座り込んでいる私は確かに存在していて、私は今夢が叶っている。アイドルとしてこの事務所に在籍しているのだから。


 仕事がないアイドルを「アイドル」と呼ぶのであれば、の話だけれど。


 ある日突然、私の仕事はぴたりとなくなった。

 何かヘマをした訳ではない、と思う。確固たる理由があればプロデューサーから説明があるだろうし、それが悪いことなら尚更だと思う。けれどそういった通達が何もない以上、私はただ単に仕事がない、というだけのアイドルなのだと思う。

 仕事がないからといって努力を疎かにはできない。とは言っても、仕事がない以上専属のトレーナーさんも付いてはくれないので、レッスン室が空いている時間に個人で基礎トレーニングをするくらいになってしまうのだけれど。

 レッスン室を後にして更衣室に向かう道中で何人かのアイドルとすれ違う。けれど、その誰とも言葉を交わす事はない。まるで私がそこに居ないかのように。誰もが私の横をすり抜けていく。仕事がなくなった私に居場所はない。


「し〜ずかちゃん!」

 トレーニングを終えて着替えていると後ろから目を覆われて、その上から陽気な声が降り注いでくる。私の知っている限りこういう事をしてくる人はほとんどいないし、その中でも私の上から声をかけてくるような人、となると1人しかいない。

「いい加減バレバレですよ、麗花さん」

 手を払いながら振り向くと、想像していた通りに麗花さんが笑っている。

「まだ『だ〜れだ?』って言ってないのに振り向いたらクイズにならないよ、静香ちゃん」

「毎回同じ事しかしてこないんだからクイズになっていません」

「今日もせっかちだね♪ 来世はカタツムリがいいと思うな。それより静香ちゃん」

 麗花さんがちょっかいをかけてくるときには恒例となったやり取りを行って、同じく恒例となった言葉を放つ。

「今からお出かけしよっか」


 麗花さんは免許を持っている。普段の言動を見ていると危なっかしくて仕方がないような気がするけれど、とにかく持っている。

 だから移動はいつも車で、行き先は麗花さんの気分次第。先週は確か海で、その前は墓だった気がする。


「とうちゃ〜く!今日の目的地はここでーす!」

 そういって車を止めた麗花さんに続いて降り立ったのは、どことも知れない山の麓だった。そう長い時間揺られていた訳ではないから関東の何処かなのだとは思うけれど。それよりも問題はここで何をするのか、という話だった。

「まさかとは思いますけどこれを登るんですか?」

「あ、またクイズ出してもないのに先に答えちゃってる。静香ちゃんはせっかちだね」

 何が面白いのか、麗花さんはけらけらと笑っている。冗談を言っている訳ではなさそうなのが、余計にたちが悪い。

「あの、一応私さっきまで運動してたんですけど……」

「静香ちゃんなら大丈夫大丈夫。登山セットもトランクに積んであるから!」


 恨みを込めた視線を麗花さんに送っても、彼女はニコニコしたままテキパキと荷物を取り出していく。彼女はいつだって私に準備の時間を与えない。一人で準備を終わらせて、心の準備も終わっていない私を連れて行くだけだ。

 私が立ち尽くしている間に必要な荷物を纏め終わった麗花さんがリュックを手渡してくる。車の中は汚いのに登山セットだけは小綺麗に纏まっているんだな、なんて少し感心してしまった。


 端的に言って山登りは退屈だった。

 曇り空であることも手伝って、登山道は酷く蒸し暑かったし、景色を楽しめるような場所でもなかった。

 麗花さんはスキップでもしそうな軽やかさで、汗一つかかず歩いていたけれど、私たちの間に会話はほとんどなかった。「あとどれくらいですか」と何度も投げた私の言葉には、「あともう少しだよ」としか返ってこなかった。


 思っていたよりも道のりは短かった。三十分歩いたかどうか、というくらいで私たちは山頂に辿り着いた。

「ん〜っ!綺麗な曇り空だね、静香ちゃん♪」

 嬉しそうにカメラで写真を撮り出す彼女を横目に、私はリュックと腰をベンチに下ろす。テンションはもうこれ以上下ろせなかった。

「静香ちゃんみたいなタイプでも疲れるんだね。意外かも」

「人をなんだと思ってるんですか」

「うーん、幽霊?」


 それは、と流石に言い返そうとして、彼女と目が合う。ニコニコと笑った顔、ひどく乾き切ったような笑っていない目。私が言葉を紡ぐよりも、彼女が言葉を並べ立てる方が速い。

「ねえ、静香ちゃん

「この山は霊感あらたかなお山なんだって

「何か、感じたりしない?

「しないよね、静香ちゃんはいつもそう

「どうして耳を塞いでいるの?

「ねえ────


 這いつくばって逃げた。柵に阻まれて、それ以上は何処にも行けなくて、目の前には麗花さんの顔があった。目は開けなかったけれど、確かに在る事だけはわかった。

「静香ちゃん、やっぱり来世はカタツムリがいいよ。だって今のポーズ、すっごくお似合いだもん」

 私は泣いているはずなのに、涙は出なかった。声だって、汗だって、何一つ出せやしない。


 意識が薄れていく。

 私はデジャヴを感じた。どうして今まで覚えていなかったのか不思議なくらいに、私は何度も同じことを繰り返していた。

「五十日目を迎えた気分はどう?静香ちゃん」

 何処にも行けない私は節目に辿り着いた。そこを越えても私には何もなかったし、これからも何もないけれど。

 夢が始まる。もう更新されることのない私の、ずっと昔の記憶をリピートするだけの、呪いじみた夢が。

雑記、9

 卵料理は残酷な料理だな、と時たま思う。  本来新たな命を生み出し命を繋いでいくために存在する器官を、本来の使い方ができない環境で飼い殺して食物にしているわけだ。 まあ当然ながら鶏に同情するような殊勝な精神は持ち合わせていないし、もっと言えば卵料理は好物なのでこれからもその形態で卵を供給し続けて欲しい。と、オムライスを食べながら思った。礼儀を知らないクズの家で育ったわけではないので、いただきますの言葉は習慣づいているが、本当に感謝を込めていただいたことはあまりないかもしれない。

 イライラする一日だった。と言えば余計にイライラしそうだが実際にイライラする一日だった。
 前日のバカの尻拭いで床を1時間近く掃除する羽目になった。世界で一番嫌いな虫であるゴキブリ様とも対面した。Wババアシステムで仕事は捗らず、修理を頼もうとしたメーカーから折り返しの電話がかかってきたのは最初に電話をしてから4時間後、4回目の催促の後の出来事だった。
 文字に起こすとなかなかに凄まじい日だったと思う。デスノートがあれば正体がバレる事も厭わずに名前を書いていたかもしれない。

 オペラセリアを諦めた。理由は単純で、モチベが保たなかった。最上静香と北沢志保に関してはあまり妥協しないで生きていきたかったが、自分が思っているよりも心の燃料は少なかったらしい。

 書く事がある。珍しい事に。
 近況もアイドルの話もしたいが、今回はアイドルの話とする。その中でも矢吹可奈の話を。

 まず前提条件として、僕は彼女の事が好きではない。嫌いか、と言われると今は違う、というのが暫定的な答えだと思う。昔は嫌いに両足を突っ込んでいた。
 また、彼女の担当に対する印象としてはとても悪い、というのが正直な感想である。有名どころは今更だし、身近な人間も一人を除いては愚かな人間だったなと感じる。例外は言うまでもないだろうけれど。
 卵が先か、鶏が先か。矢吹可奈を推すから狂うのか、狂っているから矢吹可奈を推すのか。単純に身の回りに狂った人間しかいなかっただけという可能性は否定できない。
 という感じであまり語ると藪蛇になりそうで怖いし、こだわられてしまう可能性がありそうなので(とか言いつつ既にこだわられているが)あまり話題に出さないようにしてはいたのだけれど、せっかく裏垢なので少しくらい自分の所感を綴ろうかと思う。浅瀬ちゃぷちゃぷ
 これだけ予防線を張らないと話す気にならないというのもなかなか恐ろしいなと思う。

 自己肯定がかなり低いキャラクターだと思う。キャラクターの個性として歌が下手、というものがある以上仕方ない事だとは思うが、アイドルという自己顕示欲の権化のような職業においては珍しいと感じる。
 無意識なのだろうけれど傲慢な面がある。誰しも歌を歌えば幸せになれると本気で盲信している節があるし、周りからさんざっぱら歌をこき下ろされているにも関わらず、他人の前でも大声で歌い、合唱部にも入る。内心を勘案せずに行動だけを見れば、エゴイズムの塊と言える。
 特にBCでは、北沢の神経を逆撫でする行為が目立つ。正直脚本が悪いと思うが、それは一旦置いておいて彼女の行為を見ると、他人を慮った上での行為だと感じる。皆で楽しくアイドルをやれればいいな、という願いが根底にはあるのだろうし、4巻のリハーサル直後のシーンでも、あくまでも純粋な善意で歌を歌っている。
 ただ、それが他人の視点でどう捉えられるかを考えていないと感じる。考えずにすぐ動いてしまうタイプであることが原因なのだろうけれど。

 傲慢なキャラは嫌いではない。そもそも最上静香なんかは可奈の比にならないほど傲慢だし、天空橋朋花についても同様だ。
 彼女の要素を挙げ、どこが好きでどこが嫌いなのかを考えてみたが、結局のところ"可奈Pがクソ"という要素の比重が大きい気がしてしまう。ゆるせねえ
 卵が先か、鶏が先か。答えは出ないが、既に矢吹可奈という鶏が存在する以上、狂った人間もまた産まれてきてしまうのだと思う。大御所様の言う通り、風評被害というものは大きい。

 疲れたのでおわりだよ〜(例の顔文字)




 ※見なくてもいい注釈
こだわられる…あまりに強いこだわりにより一部の解釈を受け付けない人間に拒絶される事。かなしほの話を出すとこだわられる。

大御所様…あまり深く詮索すると担当アイドルが大御所様に寝取られるらしい。タカハシリンクが言ってたから間違いない。

雑記、7

ナンバリングの話はしない。変えるのは面倒なので4は永久欠番とする。

 今回の主題は梅木音葉。
 アイドルで言っても、梅木音葉。おそらくよく知らないキャラだろうし、あまり知らないでくれと少しだけ思う。まあ何故かというと公式のテキストが少なすぎて個人の解釈に依る所が多いからであり、そんなつまらない理由で解釈違いを起こしたくないからである。

 そういう訳で梅木音葉の話をする。
 大前提として、彼女は僕の"元"担当アイドルである。
 とはいえ、同時に担当していた神崎蘭子よりは推し方が弱かったと思う。供給量が違いすぎて金を入れる場所がなかった、というのもある。カードは全コンプしていたが、所詮安いカードばかりだったし、イベントも3桁まで走る程度のものだった。
 惚れた理由と言えば、ゲームを始めてすぐに開催されていたイベントに出演していて、そのカードが性癖にひどく刺さったこと。それがきっかけだったとは思う。しっかり推すのはそれからしばらくしてからだけれど。
(例のカード)
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 見た目で言えばそんなに好みのタイプというわけでもないとは思う。いやまあめちゃくちゃ可愛いんだけど

 中身を知ってから担当を名乗り出した。
 ひどくストイックな努力家で、絶対音感で、歌を愛する19歳の少女。音楽に関連することは完璧だけれど、それ以外の分野はひどく不器用で(ケーキをまっすぐに切れないレベル)お茶目な一面も持つ。(ハロウィンの衣装を私服として所持していたりする)
 他マスの近いキャラで言えば如月千早だと思う。かなり共通項は多いと感じている。胸囲には大きな差があるけれど。

 まあそんな所だと思う。梅木音葉は可愛い。
 何故今更こんな話をしているかというと、お隣のSSR更新でついに彼女が実装されたからである。順番としては7番目。勿論どちらから数えて、など言うまでもない。
 この記事のナンバリングも7なので、運命的なものを感じなくもない。最初の記事を今から間中美里に変更しようかと悩んでいる。

 もちろん戻る気はない。登場したと聞いて拝みには行ったが、引くつもりはないし、今後も変わらないと思う。ただ、忘れていた彼女の存在を掘り返されたというだけ。
 けれどやはり推しの大きな供給が来たというのは嬉しいと思う。それが"元"であっても。イラストは前後どちらも美しかったし、衣装もそこそこ気合が入っていると感じた。おそらく2枚目がないからこその温情なのだろうけれど。
 
 まあそういうわけで梅木音葉が好きだ。だった。実を言うとここまでで1日かかっているので言いたかったことを忘れた。まあ梅木音葉だけ覚えて帰ってくれれば上出来だと思う。そもそも読まれるために書いているのではないし。

 可愛らしい彼女は可愛らしい量と質の供給を受けて実質永久に日の目を見ることのない存在となった。僕自身それでいいと思う。彼女が大人気アイドルになって雑に消費される世界はあまり見たくないし、何よりお隣にはすでに興味があまりない。 最上静香の供給が多いことを喜ぶ気持ちの方が何倍も大きいし。
 好きだったものはいずれ色褪せた思い出になってしまうものだと思う。サッカー、ポケモン、モンハン、テニス、まどマギ、同級生の某、シュタゲ、タクティクスオウガ、数学、鬼ごっこアイドルマスターシンデレラガールズ、祖母、神崎蘭子、梅木音葉。
 いずれはミリオンライブや最上静香も加えられるのだと思う。まだ死んでくれるなよ、と思いながら今日も彼女を想起する。

 今回は此れまで。終演りましょう。
 厨二病と機械姦だけは未だに離れる気配を見せてくれない。

雑記、6

 ナンバリングは6。ただこれは5に変わると思う。4は最早書きたかったはずの情熱がなんだったのかすら忘れてしまった。
 ナンバリングの話をするのは楽しい。未来に繋がっているような気がするし、頭を使う必要がないからだ。ただ、それだけで雑記を終わらせるわけにはいかないので本題に入ることにする。

 本題がない。本題には入りたいのだがその本題は存在しない。まあ何故かと言うとここ最近はそこそこ充実した生活を送っているし、何より忙しいのであまり益のない思考に浸かる時間がないという背景がある。ので5と同じく最近の感情を綴ることにする。アイドルの話はあまりない、と思う。

 人が変わるのを見ている。それも複数人の。
 将来を悲観していた奴はなんだかんだで歩き出したし、黒を抱えた奴は現在にしがみつきはじめた。だからと言ってこちらの見方が変わるわけではないが、人は変われるものなのだな、と感心する。願わくば僕も変わりたいと思う。第一志望は何かな、と考えてはいるが思いつかない。最上静香かそのあたりは楽しそうだな、とは思う。まあそんな変化は訪れないので、昨日も一昨日もとりあえず尊いものを詰め込んでいる。

 氏の助言により作品を世に産み落とす算段が付いた。これも変化と言えるかもしれない。モチベーションはここ数ヶ月でもかなり高いと思う。ボジョレヌーヴォよりは期待値が高いはずなのでその日を楽しみにしている。

 尊いものを尊いと感じられない人間を人間と看做せなくなった。自分の世界において"それら"は肉の詰まった皮袋でしかないし、画面に表示される"それら"はノイズだと感じる。
 勿論ノイズも言うことを聞かない皮袋も邪魔なので、可能ならば矯正してしまいたいし、叶わないならば排除したいと思う。僕にもう少し徳があれば"それら"にも耳が生えるのかもしれないが、残念なことに今世使える徳はもう残っていないので叶わない。

 CMDメインコミュを読んだ。
 前進、というよりは前進の予兆を見せてくれるコミュだったなと感じる。正解を示してくれないのは分かってはいるものの、やはりもどかしい。
 ソシャゲという媒体で出せる中ではかなり頑張ったコミュではあったと思う。相変わらず道徳の香りはしたものの、概ね満足している。今後もこのくらいで頑張ってほしいと願う。

 帰宅したので終わる 分量が少ないけれど無理やりひり出したのでまあこんなもんで 朋花の話がしたい

雑記、5

 ナンバリングは5。前回が3だったのだから次は4のはずなのだが今回は5。決して4は死を連想させるから、だとかそんな理由ではなく単に書きかけの4が存在するからである。4が世に出る事になれば一応順番はちくはぐながらも空白は無くなるわけだし、4がそのままメモ帳の藻屑と化した日にはこの雑記のナンバリングを4にするかもしれない。
 そんなわけでとにかく今回は5。

 書きたいことは数日前からいくつもあったのだけれど、バイトをこなしている内に忘れてしまい、ついぞ思い出すことも無くなったので一旦忘れる事にした。つまりこれは書く必要があったわけではなく、むしろ習慣づける為に間を保たせる為だけに生み出されているものだと思う。そう考えるとナンバリングは4.5とかが適切なのかもしれない。

 高山紗代子について割り切った。まあとにかく好きになってしまったものは仕方がないので、テキストを読んだり読まなかったりした。
 アイドルだけでなく何事にも真摯な姿勢は好感が持てた。ビジュアルに関しても何度も見ていれば可愛いなと思えたので良しとする。そもそも黒髪が好きなので元から要素は満たしていたような気はする。
 眼鏡をつけている時の方が可愛いと思う。ステージでは外している、というのはイマイチ理解し難い主義ではあるけれどマイナスとまではいかない。むしろ理にかなっていなくとも自分の意志を貫く人間は好きなので、そういう意味ではプラスにすらなるのかもしれない。もし僕の参照していないテキストにもっと深い理由で眼鏡を外している事を示唆するものがあるなら教えてほしい。求む有識者

 周年を走るのをやめた。元から100位をやるようなモチベーションはなかったが、1000位すらやめた。
 ふと自分の稼ごうとしているポイントとそれにかかる時間や金を考えると急激に冷めてしまった。というよりは6月が熱くなりすぎていただけかもしれない。LPも目標としていた地点までは到達したし、伸び代が特にないのでしばらくは低空飛行で行こうと思う。

 最近ミリオンライブの事を考える時間が長くなったと思う。
 労働中はともかく、ゲームをしている時も人と話している時も考えている気がする。夢にも出てきやすくなった。ミリオンライブのゲームをする時間は短くなったのに考える時間は長くなった、というのは少しちぐはぐな気がして可笑しい。

 希死念慮が高まってきた。というよりはしばらく鎮まっていたそれがまた元に戻っただけ、というのが的確かもしれない。
 MTWにおいて北沢の出番が消費される事が決定した瞬間、少し落胆している自分に気がついた。自分は自分が思っている以上に公式の提供するshszを楽しみにしていたのかもしれない。提供されても素直には受け止めないにも関わらず。

 自分の事を理性的な狂人、だと思っている。あくまで自分の作り出したイメージだから、周りから見ればそうでもないのかもしれない。狂人のフリをしようとしているただの人間、に見えていればそれはある程度的を得ていると思う。
 誰とは言わないがそこそこ親しい距離にいた人間が蒸発した。行方を知っている人間はまあいるのだろうけど、この距離にいても知る事ができない、というのは少し恐ろしい。
 自分が消えた時にもこんな物なのかな、と思うと恐ろしい。「○○消えたね」「そうだね」なんて、日常の会話一つ分にもなりはしないようなテキスト量で自分の存在にケリをつけられるのはひどく哀しいと思う。そう思いながら、彼の存在にケリをつけた。戻ってくればいいな、とほんの少しだけ思う。不快ではあったが死ねとまでは思っていない。

 最近の心情はある程度書いたと思う。後はジュリアだが、これは4で多分消費する。
 何にでもケリをつけようとするようになってしまった。本を読むたびにページの終わりが怖かった。良い書を読むたびに終わらないでくれ、と願っていた。
 無限大の現実にはケリをつけたくて仕方がない。終わりのないものには終わりを求めて、終わりあるものには永遠を求める。やはりちくはぐな人間なんだな、と自分自身の分析にケリをつけた。
 可笑しい、と頭で思うたびに可奈と字が似ているな、と少し思う。