雑記、13

 13だ。13と言えば不吉な数字というイメージがある。13日の金曜日もそうだし、神話でも13人目の存在は大抵ロクなことにならない。個人的には昔やり込んでいたゲームのパネルで13を引くと所有している商店の価値が13%下がるのが最も強く想起される。BGMも相まって軽いトラウマにすらなっている。シリーズをプレイしたことのある方は分かってくれることだろう。

 まあそんな訳でナンバリングは13。忌み数を回避するような良い子ちゃんではない。


 今日の主題は矛盾。アイドルは思いつかないが話をするかもしれない。


 最近自分は矛盾した行動を取ることが増えたなと感じる。

 ミリシタを頑張りたいと言いながらスロットを打つ。金が欲しいと言いながらバイトをサボる。タスクが残っているにも関わらず暇を謳歌する。正義を標榜しながらも全力を尽くさない。

 ここまで挙げて、ただ単に社会不適合者の化けの皮が剥がれているだけではないか、と気づいてしまった。矛盾でもなんでもない。これは私の本質そのものだろうし、こんな話をしてもしょうがない。以上、終わり!


 まあそう感じた訳だが、話したいことはあるので話す。一応思考と行動が矛盾しているのは事実な訳だし。

 誰も彼もある程度は矛盾を抱えて生きているものだと思う。そもそも労働を好んでこなしている人間が極めて少ない以上、大多数の人間は嫌なことの為に人生の大半を投げうち、本当にやりたいことをやらないまま死んでいくのだから、これを矛盾と言わずしてなんというか。


 自分は元々ダブルスタンダードが多い人間だと認識している。尤も、僕はこれを悪い事だとは認識していない。良い事だとも思わないけれど。

 人間は日々進歩している生き物だと思う。すごくどうでもいい僅かなことであっても、それは僕達の記憶領域に確かに積み重なっている。恐らく昨日よりは多くの事を知っているし、経験している。マイナスの経験であってもそれはプロセスとして根付いているのだから、悪い事ではないと思う。

 そういう生き物であるからして、ダブルスタンダードというものは往々にして起こり得る。

 過去の発言は今の自分の発言よりも思慮が浅いものがほとんどだ。それは当然のことで、何故なら今自分の頭の中にある情報よりも過去の自分の情報は少ないのだから。それならば過去の自分と違う意見を発するのは一概に悪い事であるとは言えない。と、僕は思っている。


 真にダブルスタンダードだと言えるものは何か。僕はこれの素晴らしい例文を持っている。書くとこれが書きたかっただけだろ、などと言われそうだが、断じてそんな事はない。


?ツ夜「(佐藤悟を批判する流れの最中)shsz異母姉妹だけはないわ」

ら?く「僕shsz異母姉妹推しなんだけど」

七ツ?「いやまあ別にいいと思うよ異母姉妹概念」


 うろ覚えだがこんな感じのやりとりがあった事は記憶している。まあそもそも彼はshszを嫌っているくせにヌタさんの『帰路』なんかを変に解釈しようとしている阿呆なので、ダブスタの一つや二つは日常茶飯事だろう。正直不愉快なのでウチのCPには触れないで欲しい。

 これが書きたかっただけだろ。

 はい、そうです。


 主題は消化した。つもりになっている。結局矛盾の何が言いたかったんだ、とか、感情はどうなっているんだ、とかは勘弁して欲しい。こっちの方向にしか指が動かなかった。実の所、雑記13を書くのは2つ目だし、1つ目の方は途中で折れた。ネタがないのだ。

 もうツ夜を擦るか、枯田を擦るか、はたまた厄介を擦るかでしかネタを生み出せる気がしない。ここらが潮時なのかもしれない。


 流石にこんな記事に時間を使ったという気持ちを味合わせたくないので、アイドルの話でもすることとする。


 最近北上麗花がよく頭に入ってくる。意識して頭の中でキャラクターを立てようとしている訳ではない。ぼーっとしているとふっ、と思考に割り込んできて、何やら楽しそうにした後また煙のように消える。北上麗花らしいな、と思う。

 そのせいだろうか、彼女のキャラクターはブレる。そもそも意識してキャラクターを形成していないのに頭の中で好き勝手動いているもんだから、くるくると表情が変わる。かわいい。

 アクアリウスイベの彼女のカードがとても好きだ。覚醒前はそうでもないが、後は彼女の芯を断片ながら感じられてよい。ただの面白幽霊人間ではないのだ。と、認識させてくれる。


 静香のCPを考えるときに、静香の動かし方というものを考えている。彼女は不器用で、変なところで臆病なので、誰かが動かした方がスムーズにことが進む。

 未来は手を強く引いて連れて行くタイプ。翼は前を先導することで、彼女に自分を追わせていくタイプ。志保は歩幅を合わせずに隣で走ってくれるタイプで、プロデューサーは歩幅を合わせて半歩前を歩いてくれるタイプ。


 麗花はどういうタイプになるだろうか、と想像する。方向性としては翼に近いかな、と自分では解釈している。怖がって踏み出せない静香と、その線を軽々と飛び越えて手を差し伸べる麗花。 静香は麗花がいるから前に踏み出せるし、麗花は静香が繋ぎ止めてくれるからこそ、めいっぱい大きく飛び出せる。というのがまあ個人的な解釈である。まあれいしずは恋愛感情には発展しないんですけど。


 あと2人とも死が似合うと感じている。これは前にも話したかもしれない。

 静香はそもそも似合う。有限である事を軸に据えたキャラクター、夢(未練)を抱えた存在、純真さと聡明さを兼ね備えた彼女は死と触れ合う事でいい味を出してくれるキャラクターだと感じる。

 麗花は更に似合う。公式でも常人離れした行動を取ることが多々あるし、どこか浮世離れした人格、時折滲み出る儚さをたたえた像、少女性、強さ、孤独。まあつらつらと書き連ねたが、結局なんとなく直感で似合うな、と感じているだけに過ぎない。これはあくまでも要素だ。


 きっと静香が幽霊になれば麗花には彼女が視えるし、麗花は幽霊になれば当然のように彼女の頭に滑り込むことだろう。けれど、そこに希望はない。麗花は得体の知れない幽霊を救済する術を持たないし、静香は麗花を頭から叩き出すことなど出来はしない。


 結局麗花の話がれいしずの話に化けた気がする。まあCPの話をしたくなるのはいつものことだし、麗花なのだから多少化けるのは仕方がない。今日のおはガチャでも幽霊がサンタクロースに化けて出た。

 子供の頃のクリスマスプレゼントは毎年ゲームをねだったのに服やらぬいぐるみやらが届いていた記憶がある。どうもサンタクロースという奴は適当な仕事で生きているらしい。子供に夢を与える、などと言いながら酷いものだと思う。これも矛盾か。


「まだ少女だからプレゼント貰えますよね?」いい歳をした女が空を飛びながら語りかけてくる。



上手いこと締めた感じない?ないか…